妊娠初期に少し多く摂りたい栄養素〜ビタミンC

ビタミンC

妊娠中の食事は、妊婦さんであるお母さんの健康管理はもちろん、赤ちゃんのライフステージの最も初期の段階の栄養状態を形づくるものとしても重要とされています。

安心して元気な赤ちゃんを出産するためにも、食事や栄養にも気を付けていきたいですね。

栄養素は色々と種類がありますが、今回はその中でも水溶性のビタミンで、美容の面でも話題になる、女性にとって気になる栄養素、ビタミンCに着目してみましょう。

ビタミンCはヒトの体内で合成できません。そのため食事からビタミンCを摂取しなくてはなりません。ビタミンCは体内でコラーゲンの合成に働き、不足するとコラーゲンの構造が弱くなるため、毛細血管から出血し、歯肉炎や貧血、全身倦怠感、食欲不振などの壊血病を引き起こす恐れがあります。

実は、厚生労働省が出している食事摂取基準では、妊娠中の女性がビタミンCをどのくらい多く摂ったらいいのかという明確なデータはないそうですが、新生児の壊血病予防になるという説を参考に、+10_の付加量が設定されています。これは、妊娠前の女性が目標とすべき一日のビタミンC摂取量の100_の、10%にあたります。いつもより少し意識して多く摂取すれば大丈夫そうですね。

【壊血病予防だけではないビタミンCの効果】

ビタミンCが不足すると壊血病になってしまいますが、ビタミンCの効果は他に色々とあります。

ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線やストレスなどによって生じる活性酸素を除去して肌や細胞を保護してくれます。そのため、美肌や心動脈硬化予防に効果が期待できます。実際に、厚生労働省の食事摂取基準も、壊血病予防ではなく、心臓血管系の疾病予防効果と抗酸化作用効果から算定されました。

また、他にも、ビタミンCは鉄分の吸収をよくするというメリットがあります。妊娠中は鉄分も多く摂取する必要があるため、より効率よく利用するためにも、ビタミンCが役立ってくれそうです。

ちなみにこのビタミンCは水溶性で、健康な人であれば過剰に摂取しても消化管からの吸収率が低下し、尿と一緒に体外へ排泄されます。そのため、通常の食品から摂取するぶんには、過剰症などの心配は不要です。ただし、サプリメント類から1日1g以上の量を摂取することは推奨できないとされているので、健康食品を使う場合は注意しましょう。

【野菜でも果物でもOK】

ビタミンCは野菜や果物に多く含まれています。前述の通り、食品から摂取するぶんには多少、多く摂っても大丈夫なので、安心して献立に取り入れていきましょう。

今回は夏野菜のミニトマトと、ビタミンCが豊富なレモンを使った、簡単はちみつレモンマリネをご紹介します。

ミニトマトはぎゅっとうま味が詰まっていて、最近は甘みの強い品種も見かけますね。実は大きなトマトよりも、ミニトマトはビタミンCが多く含まれています。

食事の副菜や、デザート、おやつなどにも取り入れてみてはいかがでしょう。

ビタミンC

ビタミンC

<材料>

・ミニトマト 10個(100〜120g程度)

・はちみつ 小さじ1

・レモン果汁 小さじ1/2

<作り方>

1、お湯を沸かしてミニトマトをさっとくぐらせて冷水に取り、皮を剥く。

2、はちみつとレモン果汁を混ぜ合わせて、ミニトマトを和えて、冷蔵庫で冷やす。味がなじんだら完成。

保存食ほど日持ちするわけではありませんが、冷蔵庫に入れておくと便利な作り置きレシピです。また、水とゼラチンを追加してはちみつを増量してゼリーにアレンジするレシピも、喉ごしがよく、食欲が落ちている夏などにはおススメです。ミニトマトは、赤以外にも、黄色やオレンジなどの鮮やかなものもありますので、合わせて取り入れて、見た目も楽しみながら、美味しくビタミンCを摂取していきたいですね。

 

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