妊娠力を高める6つのヨガポーズ

ヨガポーズ

妊活の妨げになるストレス

ヨガのインストラクターをしていると「ヨガをすれば妊娠できますか?」という質問をされることがあります。もちろんヨガをすれば確実に妊娠できると断言できるわけではありませんが、ヨガにストレスを和らげる作用があることは確かです。

不妊の一番の原因はストレスといわれていますので、ヨガの心を鎮静する作用が妊娠の可能性を高めるというのは納得です。

なぜストレスが妊娠の妨げになってしまうのでしょう。慢性的なストレスを感じると、脳がコルチゾールというストレスと戦うホルモンを分泌するよう指令を出します。身体がこのコルチゾールの合成をエストロゲンの合成よりも優先的に行うため、エストロゲンの分泌が抑制されてしまうのです。これにより生理不順になったり、妊娠の難しい健康状態を引き起こしてしまいます。

妊活に適したヨガのポーズ

妊活のためにヨガを始める場合は動きの優しいヨガを選びましょう。運動量の多いアシュタンガヨガやビクラムヨガは(特にヨガ初心者の方は)避けたほうが良いでしょう。一般的に妊活に最も適していると言われるのはハタヨガです。ハタヨガで取り入れられるゆっくりとした深い呼吸をすることで、リラックスして集中力を高めることができ、ポーズをキープすることで血流が良くなり心も落ち着きます。またその際にエネルギーが生殖器へ流れこむようなイメージをするとさらなる効果を得られるといわれています。

パスチモッタナーサナ (座位の前屈)

まずは脚を前に伸ばした状態で坐骨にしっかりと座ります。そこからお腹とももが離れないように、腰から曲げるのではなく股関節から前屈していきます。前屈をすることで卵巣と子宮を優しく刺激し、腰、おしりやハムストリングの筋肉を伸ばします。無理矢理前屈をしないように注意しましょう。ヨガのポーズの中でもストレスや鬱に特に効果的なポーズといわれています。

ジャーヌ・シルシャーサナ(頭を膝につけるポーズ)

まず両脚を伸ばして座ります。片足を曲げ、曲げた方のかかとを会陰部に近づけ、足の裏はやさしく内腿に押し当てましょう。引きを吐きながら上体を伸ばしている方の脚に向けて倒していきます。背中を丸めず、背骨をまっすぐ保ったまま股関節から前屈します。腰、ふくらはぎやハムストリングの筋肉をストレッチします。自律神経を整えるので不眠の改善や生理不順にも効果があり、妊娠中にも効果的なポーズです。

バダコナーサナ

両膝を曲げ足の裏を合わせた坐位のポーズです。股関節、おしりの筋肉を開き、内腿をストレッチします。骨盤の位置を調整することで子宮を正しい位置に導きます。血行の促進により子宮の働きを活性化するので生理不順の改善効果的です。また妊娠中に行うと骨盤低筋を柔軟にし、出産をスムーズにすると言われています。

ヴィパリタ・カラニ

壁に両脚をあげた、穏やかな逆転のポーズです。腰痛の解消や骨盤エリアへの血流を改善します。首の後ろや脚の裏をストレッチし、足の疲労やむくみがとれます。神経系を鎮めて思考を落ち着かせてくれるポーズです。

ブジャンガーサナ(コブラのポーズ)

床の上にうつぶせになり、両手を広げて肩の下に置き肘を体側に引き寄せます。恥骨を床の方向へ強く引き入れ、胸を床から持ち上げます。身体を反らせることで背筋を強化し、子宮に刺激を与えホルモンバランスを整えます。

不妊の原因になりやすいストレス。妊娠を考える場合は早期に解消したいですよね。ある実験では、妊活に取り組む女性を2グループにわけ、一方にヨガなどのストレスを減らすアクティビティーを行わせたところ、ストレス対策を何もしなかった女性グループに比べて3倍も妊娠率が上がったそうです。ヨガはストレスを和らげ妊娠しやすい体を作るだけでなく肥満の解消にもつながります。子供を授かった後にもヨガで得られる体の柔軟性や呼吸法はスムーズな出産に役立ちます。ヨガをするのに道具は必要ありませんし、お家で気軽に始めることが出来ます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

 

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